『ルーちゃんとクリスマスツリー』(えほん)11/6発売予定!

2019/09/28

 長年多分野にわたり活躍してきたアーティストD[di:]が、このたび「くわはらまい」名義としては初の絵本を刊行いたします。
 テキストは下村明香氏によるもので、クリスマスイブの雪国を舞台に、シロクマの女の子ルーちゃんがはじめてのおつかいに奮闘する、心温まる物語絵本です。
 
 ディレクションを手がけたのはCOZFISHの祖父江慎氏です。
 D[di:]の繊細な描線や色彩を再現するべく、鉛筆線の黒・クリスマスツリーを彩る緑・ルーちゃんを際立たせる印象的な赤・室内のあたたかさを演出する黄色、の4色のインキを特別に制作し、印刷に使用しました。新しくも、どこか懐かしい、不思議なテイストの作品世界が広がっています。
 クリスマスイブの、小さな、でもかけがえのない奇跡の物語、ぜひご一読くださいませ。

しっかり者のおねえちゃんにいつも世話を焼かれているルーちゃん。
はやく大きくなりたいとサンタさんへお願いの手紙を書きますが……
なかなか大きくなりません。
イブの日、熱を出したお姉ちゃんの看病でおかあさんはてんやわんや。
予約していたケーキを自分でとりにいく、とおつかいを買ってでます。
ルーちゃんのおつかいは無事成功するでしょうか?

舞台となったのは、D[di:]が生まれ育った北海道。
彼女が幼少のころに見た風景が描かれています。
北海道ならではの重装備に、もこもこのスノーブーツ。
雪国育ちのD[di:]だからこそ描ける、
印象的な冬景色が広がります。

『ルーちゃんとクリスマスツリー』
福音館書店 日本傑作絵本シリーズ 4才から
下村明香 ぶん くわはらまい え 
2019年11月6日発行予定
ブックデザイン 祖父江慎+福島よし恵(cozfish)
印刷 図書印刷
製本 大村製本
定価 本体1,400円+税
 
文 下村明香(しもむらさやか)
1965年宮崎県生まれ。童話に『ワニのはなし』(「月刊おおきなポケット」1993年2月号)『ある日、くまさんにであった』(「同」1994年4月号)『森へ行こ』(「同」1995年9月号・以上福音館書店)がある。絵本の刊行はこれがはじめて。
 
絵 くわはらまい(D[di:])
北海道生まれ。D[di:](ディー)というアーティスト名義にて、2000年、多摩美術大学在学中に『ファンタスティック・サイレント』で、デビュー。その後も『キぐるみ』発表で 「ノベルコミック」という文学スタイルを生み出す。シニカルかつ繊細な世界感の作品を精力的に創作し続け、定期的にアート作品の個展も開く。小説、漫画、イラスト、ファッション、ラジオパーソナリティなど多分野に渡り活動中。 絵本に『キリンとアイスクリーム』(「こどものとも年少版」2009年9月号・福音館書店)、『おふとんのくに』(金の星社)、『ぼくのかわいいハリネズミ、ダーシー』(青幻社)がある。くわはらまい名義での活動は、今作が初めてとなる。HPアドレスは、deeth.net